つくばマラソンの結果を見ていたら...
月末に出走予定のつくばマラソンの情報を収集していたら、昨年の記録のページが出てきました。結果から何か見えるものがないかと思い、詳細を見てみるも、フィニッシュタイムしか出ていない。
http://event.yomiuri.co.jp/2010/tsukuba30th/full.htm
う~ん、なにもわからないか~と思ったその時、リンクのページが300人ごとに区切られていることに気づき、またそこにタイムも記載されている。
きらーん!これはなにかおもしろいことわかるかもと思って集計してみました。
最初に思ったのは、300人がフィニッシュする時間は上位から下位まで一様だろうかということ。まったく同じでないにせよかなり近いかもしれないと思いました。でもおそらく違うだろうとも思いました。なぜなら、サブ4など目標を達成できそうな人はがんばりを見せるのではないかと思ったからです。さてさて結果はどうだったでしょう。
まずは表の説明jから。順位、タイム、そして3番目の時間は「301人のランナーがフィニッシュするまでにかかった時間」をあらわしています。600位のところなら、300位のタイム(2時間55分48秒)から600位のタイム(3時間4分13秒)までの301人がフィニッシュするのにかかった時間(8分25秒)です。これをトップからテイルまで表にしてみました。
ピンクに色づけしたのところは、サブ3.5、サブ4、サブ5のゾーンです。
たとえば4200位のサブ4のところを見ると、その前後に比べて301人がフィニッシュする時間が短いのがわかります。2分30秒の間に301人に人がフィニッシュしたということです。その前後が、それぞれ3分07秒、4分20秒であることをみるとサブ4達成のために、がんばった人たちの軌跡がみられると思います。
サブ3.5、サブ5でも同様の結果が見て取れると思います。残念ながらサブ3ではこの傾向は見られませんでした。もしかすると、もっと細かく、たとえば50人くらいに分けると似たような傾向が見られるかもしれませんが、データ処理が大変なので今回はやめておきます。
サブ4、サブ5のところでもうひとつ面白いのは、サブ4、サブ5を達成できなかったグループ(ピンクの行の下)の301人の通過時間が顕著に長くなっているところです。経験のある人ならわかると思いますが、達成できずにがっくりきてしまい、間隔が空いてしまったのが一因と思われます。もちろん、サブ4、サブ5達成のためにがんばった人たちのせいで、間延びしているということも原因だと思います。
グラフ化したものを見てもらうとよくわかると思います。サブ3.5、サブ4、サブ5のところだけ、下に尖っているのがわかると思います。
ちなみにトップの301人がフィニッシュするまでにかかった時間は30分07秒とダントツで高いのは理解できると思います。トップの選手たちはバトルをした結果、脱落してしまったりして、下位とのタイム差が大きくなったと思われます。1500位くらいまではその傾向が見られるようです。30分07秒のあと、8分25秒、7分33秒、6分10秒、6分00秒と徐々にランナー同士の間隔が短くなってきていることがわかります。
さてさて今度のつくばマラソン。私はサブ4ペースで行くつもりなので、なんとか、このデータのいいところに入れるといいのですが、そればかりは私のがんばり次第ですね。